アメリカ研究機関が明らかに

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北朝鮮の東倉里ミサイル発射台の完成が間近、これまでよりも大型のミサイルの発射が可能か・・・アメリカ研究機関が明らかに

米ジョンズ・ホプキンズ大学の研究チームが現地時間の 6 日、北朝鮮東倉里にあるミサイル発射台の改修工事が間もなく完了するとし、これまでより大型のミサイルが発射可能となった分析結果を明らかにした。

北朝鮮の東倉里ミサイル発射場 改良工事まもなく完了か

北朝鮮が間もなく、北西部・東倉里のミサイル発射場の発射台設置工事を終え、近く発射の可能性があるとの分析が報告された。

米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「 38 ノース 」は 6 日( 現地時間 )、報告書の中で最近撮影した商業用衛星写真を分析した結果、東倉里のミサイル発射場の工事がまもなく終わることが分かったと発表した。

報告書は工事が終了すれば、2012 年 12 月に発射された事実上の長距離弾道ミサイルである長距離ロケット「 銀河 3 号 」( 全長 30 メートル )を上回る、最長 50 メートルのロケットが打ち上げられると説明した。

早ければ来月または 4 月ごろに発射台設置が完了し、「 銀河 9 号 」などを利用したロケット発射実験が可能になると見通した。

報告書は、大きさや燃料形態を考えると、打ち上げられるロケットはウクライナの新型ロケット、サイクロン 4( Tsykon 4 )に似ていると指摘。同ロケットは旧ソ連の大陸間弾道ミサイル( ICBM )を応用したものだと説明した。

さらに、北朝鮮はこうした形態の発射体を利用し、通信、軍事諜報衛星などを低軌道または静止軌道に打ち上げることができるとした。

同大高等国際問題研究大学院( SAIS )のジョエル・ウィット研究員は先月、米外交専門誌フォーリンポリシーへの寄稿文で、昨年に東倉里のミサイル発射場で六つの建設作業が始まったと明らかにした。

ウィット研究員は、新たな発射台の建設が今春に終わるため、より大きな発射体を打ち上げられるようになると述べた。その上で、今年夏以降には移動式ミサイルの試験発射も可能になるとした。

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